『楽にC5以降の音域を発声』フリップから作るミックスボイス習得
フリップからミックスボイス習得へ繋げるメソッド
〜C5以降を楽に発声するための重要トレーニング〜
このメソッドは、
ミックスボイス習得の入口であると同時に、
C5以降の音域を楽に発声するためにも非常に重要な訓練です。
特に、
- 地声が強い方
- プルチェスト型の方
- 裏返ることを無意識に避けてきた方
に効果的なアプローチになります。
プルチェスト型で起こりやすい問題
僕自身、もともと
- 地声が低く
- 地声を引っ張り上げる
プルチェスト型でした。
「裏返ってはいけない」
という意識が強く、
- 喉を締めて
- 声を抑え込むような感覚になり
- 喉周りが常に力んだ状態
結果として、
- 高い声が出にくい
- 声が詰まる
- ミドル声区に入れない
という状態になっていました。
実はこれが、
ミドルボイスに入れなくなる大きな原因の一つです。
大切なのは「裏返らないこと」ではない
ミックスボイス習得で重要なのは、
👉 裏返らないように我慢すること
ではありません。
👉 楽に裏返せる状態を作ること
です。
裏返りを禁止すると、
声区の境界(ブリッジ)が分からなくなり、
結果的にミドルに入れなくなります。
STEP① まずは楽に裏返す
〜1stブリッジを見つける〜
最初に行うのは、
「地声を楽に裏返す」ことです。
- 力まず
- 抵抗せず
- 自然にフリップさせる
ことで、
👉 1stブリッジ(最初の声区の境目)
を把握します。
ここが、
ミックスボイスの出発点になります。
STEP② 地声の限界ギリギリで裏に返す
〜ミドルポジションの現状の限界値を探る〜
次に、
- 地声で上がれるところまで上がり
- 限界ギリギリで裏に返す
という動きを行います。
これは、
- 今の自分が
- どこまで地声で行けて
- どこで切り替わるのか
ミドルポジションの現状の限界値
を知るための作業です。
STEP③ 裏返してすぐ地声に戻す
〜声区移動の練習〜
裏返したら、
- そのまま止めずに
- すぐ地声に戻します
これを繰り返すことで、
- 地声 → 裏声
- 裏声 → 地声
の声区移動がスムーズになっていきます。
継続すると起こる変化
この動きを、
- 繰り返し
- 継続して行う
ことで、
- 地声と裏声の中間ポジションが分かりやすくなり
- 裏返らないギリギリの位置で
- 発声できるようになっていきます
この「ギリギリの位置」こそが、
ミックスボイスの入り口です。
フリップは「失敗」ではなく「地図」
裏返り(フリップ)は、
- 失敗
- ダメな声
ではありません。
👉 声区の地図を描くための重要なヒント
です。
フリップを恐れず、
むしろ「使って」いくことで、
ミックスボイスへの道が見えてきます。
まとめ
- フリップはミックスボイス習得の入口
- 裏返りを我慢するとミドルに入れない
- まずは楽に裏返すことが重要
- 1stブリッジを見つける
- 地声と裏声の行き来がミドルを作る
- C5以降を楽に出すための必須トレーニング
ぜひ、
「裏返らないようにする」発声から、
「裏返せる状態を作る」発声へ
意識を切り替えて、
このメソッドを実践してみてください。
ミックスボイスへの感覚が、
確実に近づいていきます。








