『M』と『N』の子音について
『M』と『N』の子音について
MとNは声の当たるポイントが違います。
『M』と『N』の子音について MとNは声の当たるポイントが違います。
Nは上鼻腔に声が通りやすく、Mは口腔側に入りやすい発音です。
ミックスボイス習得時に口腔から鼻腔、鼻腔から頭声への声区移行が必要となり、
Mの子音をNの上鼻腔側で発音できることが頭声への声区融合に重要です。
[m]:唇を閉じて鼻に響かせる音。例:「まま」(mama)の「m」
[n]:舌を上の歯茎に当てて鼻に響かせる音。例:「なな」(nana)の「n」
ミックスボイス習得に繋がる⇩
Na:舌がアルベオラーリッジ(歯茎)に触れて、気流が上鼻腔に通ります。
※発声の土台(舌の力みや息など)が不十分だと、鼻腔への気流の流れを作れずにNaでも上鼻腔に入らなくなります。
上記の発音位置を意識して、まずは発声しやすい音域でMとNの発音を繰り返し行い、発声位置を把握することから行ってみてください。