舌骨上筋群について

舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)は、舌骨の上部に位置する筋肉群であり、

発声や歌唱に関連する喉や舌の動きに深く関与しているため、ボイトレでのトレーニングにおいて重点的に柔軟性を保ち鍛えるべき部分です。

ミックスボイス習得の訓練や発声、ボイトレを行っても中々改善が見られない方は、昔からの喉を閉めた発声の癖で、この舌骨上筋群が硬くなっておりトレーニングでの改善が見込めない場合があります。その場合は、発声前に舌骨上筋群の可動性を向上するストレッチや訓練を行うと良いです。

舌骨筋肉群は、舌や喉の動きを助ける重要な役割を果たしています。

各舌骨上筋群↓

顎二腹筋

顎二腹筋は前腹と後腹の2つの部分に分かれており、下顎骨から始まり、舌骨に付着します。

下顎を下げる動きや、舌骨を引き上げる動きを助けます。

茎突舌骨筋

茎状突起から舌骨に伸びる筋肉で、舌骨を引き上げる役割を持ちます。

顎舌骨筋

下顎骨の内側から舌骨に向かって広がる筋肉で、口底を形成し、舌骨を引き上げる動きをサポートします。

舌骨舌筋

下顎骨の内側から舌骨に向かって伸びる筋肉で、舌骨を前方および上方に引き上げる役割を持ちます。

具体的な関係としては以下のような点が挙げられます

発声の安定性

舌骨上筋群は喉頭(こうとう)の位置を安定させ、正しい発声をサポートします。これにより、声帯の振動がスムーズに行われ、クリアで安定した声を出すことができます。

共鳴の調整

舌骨上筋群の適切な動きにより、口腔や咽頭(いんとう)の共鳴腔が正しく機能します。これが、豊かで響きのある声を作るために重要です。

発音の明瞭さ

舌や口の動きは発音に直接影響を与えます。舌骨上筋群を鍛えることで、舌の動きがスムーズになり、明瞭な発音が可能になります。

呼吸のサポート

舌骨上筋群は呼吸筋とも連動して働き、発声時の適切な呼吸コントロールをサポートします。これにより、長時間の発声や歌唱が楽になります。

発声時に、下顎や首周りの力みがどう変化しているかにも着目して訓練を行って頂ければと思います。

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