書籍出版 ミックスボイス習得の思考法

10月15日発売
📘『ミックスボイス習得の思考法』

この本は、私自身が長い年月をかけて学び、試し、声を分析しながら積み重ねてきたことを、一冊にまとめたものです。

私も最初からミックスボイスが分かっていたわけではありません。

地声を張り上げて高音を出そうとしていた時期もありましたし、いろいろなトレーニングを試しても、なかなか変化しなかった時期もありました。

そこから、さまざまな発声理論を学び、自分の声でも試し、多くの声を見ていく中で、少しずつ考え方が変わっていきました。

この本で大切にしていること
「今の自分の声を、どう評価するか」

なぜなら、トレーニングには ずっと同じ正解があるわけではない からです。

今の自分には、とても効果的なトレーニングがある。

でも、声が変化して次の段階へ進めば、そのトレーニングを続けることが、別の発声バランスを身につける妨げになることもあります。

たとえば、地声側のミックスボイスを身につけるために役立った感覚や練習が、次に裏声側のミックスボイスを身につけようとしたときには、 かえって移行しにくくなることがあります。

そのときには、今までとは逆方向の発声を練習する必要が出てくることもあります。

逆に、

今は効果が出ないと感じるトレーニング でも、声の状態が変わり、必要な土台ができたあとにもう一度取り組むことで、次の発声を身につけるために重要になることもあります。

「効く・効かない」だけで判断しない

だからこそ、

「このトレーニングは効く」
「このトレーニングは効かない」

だけで判断するのではなく、大切なのは、

今の声に対して、
何を変えるためにこの練習を使うのか。

そして練習したあとに、

声がどう変わったのかを、もう一度評価すること。

その繰り返しによって、自分の声を捉える視点が増え、その時に必要なトレーニングをより適切に選べるようになっていきます。

この本で扱っていること

だから今回の本では、単にトレーニング方法を並べることを目的にはしていません。

声帯や喉頭、舌、喉頭蓋、軟口蓋、声門下圧・声門上圧など、発声を考えるための構造。

SLS、ハリウッド式、EVT、ベルカント、アンザッツなど、さまざまな発声理論。

母音による発声の変化。

実際の声をどのように分析・評価するのか。

そして、自分の発声の状態を見ながら、どの方向からミックスボイスへアプローチしていくのか。

ミックスボイスというテーマを、さまざまな角度から掘り下げています。

情報を知るだけではなく、選べるようになる

ミックスボイスについて調べていると、本当にたくさんの情報が出てきます。

裏声を鍛える。
地声を弱くする。
声帯閉鎖を強める。
鼻腔方向へ響かせる。
喉頭の位置を調整する。

それぞれが間違っているわけではありません。

でも、

「なぜ、その練習をするのか」
「今の自分に、本当に必要なのか」

ここが分からないままでは、情報が増えるほど迷ってしまうことがあります。

私がこの本で伝えたいこと

私がこの本で伝えたいのは、一つの「正解」を覚えることではありません。

自分の声を評価し、今必要なトレーニングを選び、声の変化に合わせてアプローチを変えていけるようになること。

自分の発声を見る
「解像度」を高めていく。

一度読んで終わりではなく、声が変わったときにもう一度読み返すことで、

「以前は分からなかったことが分かる」
「今の自分には、ここが必要だった」

と、新しい気づきが見つかる。

そんな本になればと思っています。

私自身が長い年月をかけて悩み、学び、試してきたミックスボイスだからこそ、

これから習得を目指す方には、できるだけ遠回りしてほしくない。

そんな思いで作りました。

「正解」を覚えるためではなく、
自分の声を評価し、
その時に必要な選択ができるようになるために。
10月15日発売
📘『ミックスボイス習得の思考法』
AmazonにてKindle・ペーパーバックで発売予定です。
購入ページ・購入方法については、発売日に改めてお知らせします。

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