〜ベルティングボイスに繋がる咽頭腔の広さ〜
ベルティングで発声できることで、高音域でも楽に地声感を保つことができます。
ベルティンングは張り上げ声や叫んだ声とは違います。
張り上げ声だと音域が上がるにつれ、地声の声質を保てなくなり
声が破綻します。声帯への負荷も強くかかりポリープへの注意も必要となります。
僕は昔から張り上げタイプでしたがベルティングボイスの発声感覚を掴んだことで
声が枯れなく、地声感のある高音に繋がりました。
ぜひ習得してほしい発声のエンジンの一つです。
ベルティングボイスで大切な咽頭腔の広さ保持です。
咽頭腔は鼻部〜口部に至る長さ約12cmの空間です。
この空間を広く保てることで、地声の倍音(低音の声)が増え
高音でも力強く、楽に地声の強さがある声で発声を維持することができます。